「スワイプ型LPって本当に効果があるの?」「具体的にどのくらいCVRが改善するの?」
そんな疑問を持つマーケターや事業者の方に向けて、この記事ではスワイプ型LPの効果を具体的なデータで解説します。実際に、スワイプ型LPへの変更でCVRが248%向上、離脱率が50%減少した事例もあります。
従来型LPとの比較データから、スワイプ型LPで成果を出すための7つの改善ポイントまで、実践的な内容をお届けします。
CVRが低いLPに共通する3つの問題
改善ポイントを見る前に、CVRが低いLPに共通する問題を把握しておきましょう。
1. ファーストビューで離脱されている
LPにアクセスした瞬間の画面(ファーストビュー)で、ユーザーの約70%が「続きを読むかどうか」を判断すると言われています。ここで興味を引けなければ、その先のコンテンツがどれだけ良くても見てもらえません。
2. 何をすればいいかわからない
CTA(行動喚起)が目立たない、または複数のCTAがあって迷うLPは、ユーザーが行動を起こしにくくなります。「結局何をすればいいの?」と思わせてしまうと離脱につながります。
3. 信頼できる情報が不足している
特に高額商品やサービスでは、「本当に効果があるのか」「この会社は信頼できるのか」という不安を解消できないと、コンバージョンには至りません。
CVRを上げる7つのポイント
ポイント1:ファーストビューで価値を3秒で伝える
ユーザーがLPを開いて最初の3秒で、「このページは自分に関係がある」「続きを読むメリットがある」と感じてもらう必要があります。
改善のコツ:
- キャッチコピーは「誰の」「どんな悩みを」「どう解決するか」を明確に
- 数字を入れて具体性を出す(例:「3日で効果実感」「満足度98%」)
- ビジュアルで商品・サービスの価値を直感的に伝える
チェックポイント
ファーストビューだけを見て、「何のLP」で「どんなメリットがあるか」が5秒以内にわかりますか?第三者に見てもらい、感想を聞いてみましょう。
ポイント2:CTAボタンを目立たせる
CTAボタンは、ユーザーに「次のアクション」を促す最重要要素です。どれだけ良いコンテンツでも、CTAが見つからなければコンバージョンは発生しません。
改善のコツ:
- ボタンの色は背景とコントラストが強い色を選ぶ(緑、オレンジが定番)
- ボタンテキストは「申し込む」より「無料で試してみる」のように具体的に
- ボタンの近くにマイクロコピー(「30秒で完了」「いつでも解約OK」など)を追加
- スマホでは固定CTAボタンを設置して、いつでもタップできるようにする
ポイント3:社会的証明を効果的に配置
人は他者の行動や評価を参考に意思決定します。これを心理学では「社会的証明」と呼びます。
効果的な社会的証明:
- 導入実績:「累計10万人が利用」「導入企業500社突破」
- お客様の声:顔写真・実名付きのレビュー(許可を得た上で)
- メディア掲載:「〇〇新聞に掲載」「TV番組で紹介」
- 受賞歴:「〇〇アワード受賞」「楽天ランキング1位」
特にファーストビューの直後に配置すると、信頼感を早い段階で醸成できます。
ポイント4:ベネフィットを具体的に訴求
「機能」ではなく「ベネフィット(得られる価値)」を伝えることが重要です。
| 機能(NG例) | ベネフィット(OK例) |
|---|---|
| 高性能モーター搭載 | 従来の半分の時間で掃除が完了 |
| 24時間サポート対応 | 深夜のトラブルでも安心、すぐに解決 |
| AI分析機能付き | データ分析の専門知識がなくても成果が出る |
ユーザーは「この商品で自分の生活がどう変わるか」を知りたいのです。
ポイント5:不安要素を先回りして解消
ユーザーがコンバージョンしない理由の多くは「不安」です。よくある不安を洗い出し、LP内で解消しましょう。
よくある不安と解消法:
- 「本当に効果があるの?」→ ビフォーアフター、数値データ、お客様の声
- 「自分に合わなかったら?」→ 返金保証、お試し期間
- 「高いのでは?」→ 価格の根拠、コスパの説明、分割払い
- 「申し込みが面倒そう」→ 「30秒で完了」「スマホだけでOK」
FAQセクションを設けて、よくある質問に答えるのも効果的です。
ポイント6:ページの読み込み速度を改善
ページの表示に3秒以上かかると、53%のユーザーが離脱するというGoogleのデータがあります。どれだけ内容が良くても、表示されなければ意味がありません。
改善のコツ:
- 画像を圧縮する(WebP形式がおすすめ)
- 不要なスクリプトを削除する
- 遅延読み込み(lazy loading)を実装する
- CDNを活用する
PageSpeed Insightsで現状のスコアを確認し、改善点を把握しましょう。
ポイント7:スマホ最適化を徹底する
多くのLPでは、アクセスの70%以上がスマートフォンから来ています。スマホでの見やすさ・操作しやすさは必須です。
スマホ最適化のチェック項目:
- 文字サイズは十分に大きいか(16px以上推奨)
- ボタンは指でタップしやすいサイズか(44×44px以上推奨)
- 横スクロールが発生していないか
- フォーム入力がしやすいか
注意
PCで確認するだけでなく、必ず実機のスマートフォンで確認しましょう。エミュレータでは気づかない問題が見つかることがあります。
改善の優先順位の決め方
7つのポイントを一度にすべて改善するのは大変です。以下の順序で優先的に取り組むことをおすすめします。
- ページ速度(表示されなければ始まらない)
- ファーストビュー(最初の印象で7割が決まる)
- CTAボタン(コンバージョンの直接要因)
- 社会的証明(信頼構築に必須)
- ベネフィット訴求(購買意欲を高める)
- 不安解消(最後の一押し)
- スマホ最適化(継続的な改善)
実践チェックリスト
- ファーストビューで価値が3秒以内に伝わるか
- CTAボタンは目立つ色・サイズになっているか
- CTAボタンのテキストは具体的なアクションを示しているか
- 社会的証明(実績・レビュー)は配置されているか
- 機能ではなくベネフィットを訴求しているか
- よくある不安への回答は用意されているか
- ページ速度は3秒以内か
- スマホ実機で確認したか
- A/Bテストの計画は立てているか
まとめ
LPのコンバージョン率を上げるためには、ユーザー視点に立った改善が必要です。「自分が伝えたいこと」ではなく「ユーザーが知りたいこと」を意識しましょう。
まずは現状のLPを上記のチェックリストで確認し、最も改善効果が高そうなポイントから着手してください。一度の改善で終わらず、A/Bテストを繰り返しながら継続的に最適化していくことが成功の鍵です。
この記事のポイント
- ファーストビューで3秒以内に価値を伝える
- CTAボタンは目立つ色・具体的なテキストで設置
- 社会的証明(実績・レビュー)で信頼を構築
- 機能ではなくベネフィット(得られる価値)を訴求
- ページ速度とスマホ最適化は必須要件