「スワイプ型LPを導入したいけど、自社の商材に合っているのかわからない…」
そんな疑問をお持ちのマーケターや事業担当者は多いのではないでしょうか。スワイプ型LPはCVR248%向上、離脱率50%減といった効果が報告されていますが、すべての商材に適しているわけではありません。
この記事では、スワイプ型LPの適性を5つの質問で診断できるチャートをご用意しました。業種・商材別の成功事例データとともに、あなたのビジネスに最適なLP形式を判定できます。
スワイプ型LP適性診断チャート
まずは以下の5つの質問に答えて、あなたの商材がスワイプ型LPに向いているかチェックしましょう。
5問で判定!適性診断チェックリスト
- Q1:アクセスの70%以上がスマートフォンからですか?
- Q2:商品・サービスを写真や動画で魅力的に見せられますか?
- Q3:伝えたいことを8〜12の要点に分割できますか?
- Q4:詳細なスペック説明よりストーリー性が重要ですか?
- Q5:SNS広告(Instagram・TikTok等)からの流入がありますか?
診断結果の見方
4〜5個当てはまる:スワイプ型LPが最適です
2〜3個当てはまる:条件付きでスワイプ型LPが効果的
0〜1個当てはまる:従来型LPを推奨
スワイプ型LPが「向いている」商材の特徴
スワイプ型LPで高い成果が出やすい商材には、共通する特徴があります。
1. ビジュアルで訴求できる商材
スワイプ型LPの1画面1メッセージ構成は、ビジュアル中心の訴求と相性抜群です。
- 化粧品・コスメ:使用前後の変化、テクスチャー、パッケージの美しさ
- アパレル・ファッション:着用イメージ、コーディネート提案
- 食品・飲料:シズル感、調理シーン
- インテリア・雑貨:使用シーン、ライフスタイル提案
2. 感情で購買が決まる商材
スワイプ型LPはストーリーテリングに優れています。論理的な比較検討より「欲しい!」という感情が購買を左右する商材に効果的です。
- 低〜中価格帯のEC商品:5,000円以下の衝動買いされやすい商品
- サブスクリプション:初回お試し、定期購入への誘導
- 体験・イベント:ワクワク感を演出できるもの
3. SNS広告との相性が良い商材
InstagramやTikTokからの流入は、スワイプ型LPとの相性が抜群です。ユーザーが普段使い慣れた操作感でLPを閲覧できるため、CVR1.5倍の向上が報告されています。
業種別の導入効果データ
実際にスワイプ型LPを導入した業種別の効果データをまとめました。
| 業種 | 主なKPI改善 | 適性度 |
|---|---|---|
| EC・物販(美容) | CVR 1.6倍、離脱率50%減 | ★★★★★ |
| D2C・定期通販 | CVR 248%UP、読了率65% | ★★★★★ |
| BtoB・サービス業 | 問い合わせ1.5倍 | ★★★★☆ |
| 教育・スクール | 体験申込1.4倍 | ★★★★☆ |
| 採用・求人 | 応募数1.3倍 | ★★★★☆ |
| 不動産(物件紹介) | 問い合わせ1.2倍 | ★★★☆☆ |
| BtoB(高単価製品) | 要検証 | ★★☆☆☆ |
※数値は複数の事例から算出した参考値です。
スワイプ型LPが「向いていない」商材の特徴
一方で、スワイプ型LPが適さないケースもあります。
1. 詳細スペックが購買決定に必要な商材
スワイプ型LPは1画面の情報量が限られます。以下のような商材は従来型LPが適しています。
- BtoB製品:機能比較表、導入事例の詳細が必要
- 高単価家電:スペック比較、レビュー情報が重要
- 金融商品:重要事項説明、リスク表示が必須
2. PCユーザーが主なターゲット
スワイプ型LPはスマホ最適化設計です。以下のケースでは注意が必要です。
- 企業向けSaaS:就業時間中のPC閲覧が多い
- 業務用機器:担当者がPCで情報収集
3. 熟考が必要な高額商材
100万円以上の高額商材では、スワイプ型LPだけでは情報不足になりがちです。ただし、興味喚起のファーストコンタクトとして活用し、詳細ページへ誘導する設計は効果的です。
適性判断の具体例
具体的なケーススタディで適性判断の方法を解説します。
ケース1:化粧品EC(適性度:★★★★★)
| スマホ比率 | 85% |
| ビジュアル訴求 | 使用感、ビフォーアフターで訴求可能 |
| 価格帯 | 3,000〜8,000円(衝動買い可能) |
| 流入元 | Instagram広告が中心 |
| 判定 | スワイプ型LP最適 |
ケース2:法人向けコンサルティング(適性度:★★☆☆☆)
| スマホ比率 | 35% |
| ビジュアル訴求 | サービス内容は文章説明が必要 |
| 価格帯 | 月額50万円〜(熟考が必要) |
| 流入元 | Google検索、リスティング広告 |
| 判定 | 従来型LP推奨 |
ケース3:学習塾の体験申込(適性度:★★★★☆)
| スマホ比率 | 75%(保護者のスマホ閲覧) |
| ビジュアル訴求 | 教室の雰囲気、合格実績で訴求可能 |
| 価格帯 | 体験無料〜月額2万円 |
| 流入元 | SNS広告、検索広告の両方 |
| 判定 | スワイプ型LP効果的 |
スワイプ型LP導入の意思決定フレームワーク
最終的な導入判断は、以下のフレームワークで行いましょう。
ステップ1:データを確認する
- Google Analyticsでデバイス別アクセス比率を確認
- 既存LPの離脱率・滞在時間をチェック
- 流入元別のCVRを把握
ステップ2:適性スコアを算出する
| 評価項目 | 配点 |
|---|---|
| スマホ比率70%以上 | 30点 |
| ビジュアル訴求可能 | 25点 |
| 感情的購買が中心 | 20点 |
| SNS広告からの流入あり | 15点 |
| 中〜低価格帯(10万円以下) | 10点 |
70点以上:スワイプ型LP導入を強く推奨
50〜69点:A/Bテストで検証推奨
49点以下:従来型LPを推奨
ステップ3:小規模テストから始める
いきなり全面移行するのではなく、特定の流入元(例:Instagram広告のみ)でスワイプ型LPをテストし、効果を検証してから展開範囲を広げましょう。
実践チェックリスト
スワイプ型LP導入前の最終確認として、以下のチェックリストを活用してください。
- Analyticsでスマホ比率を確認した
- 商品・サービスのビジュアル素材が揃っている
- 8〜12枚のスライド構成案を作成した
- テスト用の流入経路を決定した
- 効果測定のKPIを設定した
- A/Bテストの実施計画がある
- 制作ツール・リソースを確保した
まとめ
スワイプ型LPは、スマホ比率が高くビジュアル訴求できる商材で最大の効果を発揮します。EC・物販ではCVR1.6倍、BtoBサービスでも問い合わせ1.5倍といった成果が報告されています。
ただし、詳細スペックが重要な商材やPCユーザーが多いケースでは従来型LPが適しています。この記事の診断チャートとフレームワークを使って、あなたの商材に最適なLP形式を見極めてください。
この記事のポイント
- 5つの質問でスワイプ型LPの適性を診断できる
- ビジュアル訴求×スマホ比率70%以上が最適条件
- EC・物販はCVR1.6倍、BtoBは問い合わせ1.5倍の効果
- 詳細スペック重視・PC中心の商材は従来型LPを推奨
- 小規模A/Bテストから始めて効果を検証すべき